第3回 子供の教育費対策

こんにちは、あさいわかこです。
今回も子どもの教育費について考えてみたいと思います。

私も母親なので、教育についてよく考えます。お金はかかるけど、しっかりと教育したい。
教育=投資と思っているからです。学歴ではなく、身に付き役立つ学力+どんな時代でも自立できて生きてゆける精神力のある子になって欲しいと願っています。

だからこそ目先の教育ではなく、将来を見据えた教育が重要ですよね。ニート・パラサイトになってもらったら困りますもの・・・

正直言って、子どもの教育費はかかるものです。
住宅取得・老後資金と並んで、人生の3大資金といわれております。(大学だけでも学費+生活費は、約159万円?約215万円/年間です。学生生活調査より)
自分たちの老後に影響しないよう、子どもに負担させないように、今から計画的に考えたいものです。

前回書いた以外の対策も含めまとめてみました。
モチロン、給与天引き、一般財形、教育積立貯金、学資保険、こども保険、投信、その他投資などなどで貯めていくのがいいのですが・・。

1、貯蓄で足りないときは、奨学金・教育ローン。
◎奨学金
(例)日本学生支援機構(第2種=有利子)・・・主たる家計支持者が1人の4人世帯で給与所得1254万円以下、給与外所得719万円以下、出身校の平均水準以上の成績などが受給資格。大学で3万円?10万円/月貸与額など。
http://www.jasso.go.jp/saiyou/index.html#syurui
☆大学、地方自治体・交通遺児育英会・病気災害遺児育英制度・新聞奨学金・・・などなど

◎教育ローン
(例)国民生活金融公庫(教育一般貸付)・・・固定金利2.45%(2006年5月10日?)で200万円が融資限度額。保護者の世帯年間収入が給与所得者については990万円以内、事業所得者については770万円以内。
http://www.kokukin.go.jp/kyouiku/ippan/index.html
☆財形教育融資・銀行や郵便局教育ローン

子どもに学費の一部を負担させて、学ぶ意識とありがたさを認識させるのもいいのではないでしょうか?

2、住宅ローン
マイホームをすでに購入の方は、返済の方法を考えなければなりません。
紙に書いてある金利だけをチェックするのではなく、「固定金利」か「変動金利」か内容確認。それは何年間続くのかも。子どもが高校・大学生の頃は月にいくら支払っているのかも確認です。
今の時代はできるだけ固定が長いほうがいいですよね。超低金利時代といわれていますから(3.52%?3.77%)。
(ローン金利推移表)
http://www.jyukou.go.jp/news/news/kinri_suii.html
http://www.jyukou.go.jp/news/news/kinri_suii.html#b

3、妻が働く
専業主婦の場合、育児にある程度手がかからなくなったら、働くということも考えられます。それによって収入が増え、教育費や貯蓄にあてることができます。

4、生命保険の見直し
定期保険部分(死亡保険ともいいます=掛け捨て)は多すぎはしないか?入院保険額は適正か?
万が一、一家の大黒柱になにかあったときに、国や会社(福利厚生、健康保険制度、医療費の自己負担額の上限制度)から支給されるお金も考慮した上で、もう一度良く見直す。
住宅ローンを支払っている人は、万が一死亡した際に“団信”により残金の支払いが不必要になる場合もあります。
http://www.jyukou.go.jp/yusi/hoken/kouko.html
「万が一」と思いつつも無駄なお金はできるだけ払いたくないものです。保険も定期的に自分で見直してみましょう。(年齢・職業・健康・貯蓄も考慮して見直すのがポイントです)

5、子どもに金融教育をするいまから子どもにしっかりとした金融・金銭教育を行ってしっかりした子どもに育てておくと、親も子どももラクになります。
経済教育=貯蓄・予算化・値段比較・経済の仕組みなど、生活設計=目的意識の明確化、進学目標、人生の目的など。

子どものうちからしっかりしたお小遣い管理やお金を稼ぐことの大変さ、両親への感謝、経済の仕組み、職業意識、職業の種類、人生の目的意識、やりたいこと・なりたい人などを親子で一緒に調べ考えることで、「夢」と「お金の価値」の関係がわかるのではないかと思っております。人生の豊かさや深さにも繋がるかもしれません。
また、「だまされない」「リスク」、「経済」「経営」、「社会」などの知識・判断基準も深まるのではないでしょうか?
親と子どもが幸せな関係を築くためにも大切なことな金融教育。身近なことからはじめてみませんか?

————————————————-

あさいわかこ
えっ!!!もっと早く知っていればよかったのにと思うことはありませんか? これからは知ることが、リスクを(だまされない・損をしない)回避することにもなってきます。 身近な暮らしのお金のことを知り、もっとお得に・損をせず暮らしませんか? 「教育資金」、「暮らしに役立つお金のこと(ライフプラン、節約、保険、投資など)」、 「アメリカ・オーストラリアなどの子どもの金の教育(=金融教育)」、「こどもの金銭教育」を楽しくお伝えしていきます。 「どんな時代にも負けない子どもを育てる」をモットーに育児中のキッズマネーエデュケーションアドバイザーです。