Monthly Archives: 8月 2003

第1回 「目は心の窓」

Aloha! 皆様 はじめまして。

未来の地球人をお育てのお母様お父様に、ハワイはホノルルの地より、 お喋りをさせていただくことになりました。私のお喋りが独り言に 聞こえるか、又はその中から何か子育てのヒントや情報を聞き取って 下さるか、これは皆様と私の共同作業ですね。出来る限り皆様方の お役に立つよう努力いたしますので、皆様方からも応援をいただければ 大変嬉しいです。

私のお喋りに立ち寄って下さる方は、4歳から6歳の幼児の親ごさんが 多いと想像いたしますが、この年齢のお子たちの澄んだ瞳は本当に 素晴らしいですね。純真で、無垢で、汚れを知らず、好奇心の固まりの ように輝く瞳は、こちらまで心が洗われる思いにされますもの。 本当に貴重です。私もそんな瞳の輝きに、親であることの幸せを幾度も 実感させられました。「へー!」「ほんと?」「面白い!」「なぜ?」 「知らなかったよ!」こんな子どもたちの驚嘆の言葉は何語であっても、 大人たちにかつての子ども心を呼び覚ましてくれる言葉であり、砂漠の 中のオアシスと同じですよね。こういう子どもたちの驚嘆の言葉と 同時に輝く瞳の輝きをいつまでも守って上げたい! それが大人の 役目だと思います。

世界中には、素直に子ども心を表現できない環境下におかれている 子どもが大勢います。大人のもつ偏見や憎しみや怒りの中で育つ子どもは 同じ暗い影を心に宿します。その子たちの平和への道のりは、幸福な 生活環境で育った子以上に厳しく長い道のりになりがちです。世界中に いる心ある大人たちが、子どもに幸福な生活環境を願うのはこのためです。 さらに言葉をかえれば、幸福な生活環境で育った子どもは、恵まれない 生活環境で育った子どもを救える可能性を多大にもっているのです。

日本の子ども達の瞳がいつまでも輝きを失せないためにも、お母さん お父さん、一日一度でもいいですからお子さんの瞳をしっかりと見つめて 上げて下さいね。国際社会で通用するコミュニケーションの第一歩が このアイコンタクトなのです。それは、英語の単語を覚えること以上に 重要なコミュニケーションの手段です。「目は心の窓」と言う日本語の 表現もありましたよね。この習慣をしっかりと身につけさせるのは、 やはり4歳~6歳、いやもっと年少のほうがより効果はあります。 どうやって教えるのか方法ですか? 簡単です。親御さんがご自分で 実施すれば良いだけのことです。お子さんの興奮する言葉が聞こえたら、 足を止め、手を止めて、じっとお子さんの瞳を見つめて耳を傾けて上げてご覧なさい。子どもの瞳ってこんなに美しいのかと、再発見することでしょう。

皆様は、観音様をご存知ですよね。女性の仏様だと言うことぐらいなら知ってる?それで十分です。ここでは字を見ていただきたいのです。音を観るとは どういうことか、解りますか? 観るは単なる「見る」ではなくて「観察」や 「観念」の観るです。つまり見ることによってその本質を悟るような見方です。 では、音からその本質を悟るとは?数年前お子さんがまだ口の利けない赤ちゃんであった頃を思い出してください。子どもの泣き声や笑い声から、その子が 何を伝達しようとしているのか、子育てマニュアルや教本に書いてある知識としての情報とは別に、あなたの心につたわったものはありませんでしたか。 音だけで気持ちが解るのが親の慈悲(愛情、いつくしみ)です。観音様とはそのような親心を示してくれる仏様なのだそうです。

口の利けるようになった幼児は、赤ん坊のときとは別の方法で親の慈悲を求めてきます。口では強そうなことを言っていても瞳に不安が映っていたり、嘘じゃないと言いながら親の視線をさけたり、言葉で表現できない感動を瞳の輝きが教えてくれたりするのです。「目は心の窓」なのです。その心を正確に読み取ってあげることが出来るのは、お母さん、お父さんであります。あなたご自身があなたのお子さんにとっての観音様だからです。

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<ハワイ夏休み情報>
幼いお子さん連れでハワイに来られる計画をたてていらっしゃる方、 オアフ島で是非行って欲しいところが、Children’s Discovery Center. このセンターは手で触れる子ども博物館です。ハワイの多民族社会を 子どもたちに理解させる工夫も凝らされており、地元の学校の子ども たちもが良く訪問します。また子どもが遊びながら体験できる、 クリニックや裁判所、消防署、郵便局、放送局などもあり 大人も結構子どもと一緒に楽しめられます。
住所:111Ohe Steet, Honolulu
場所:カカアコ臨海公園の近くで、アラモアナ ショッピングセンターより空港よりの海側です。ワイキキから車でなら10分前後です
電話:(ハワイ州808)524-5437 電話のテープ案内ですとチルドレンセサミセンターとも言っています
入館料:大人一人$8.00 子ども(2歳~17歳)一人$6.75
開館時間:火曜~金曜は午前九時から午後一時
      土曜、日曜は午前十時から午後三時
      月曜日祝日は、休館

館内は食べ物が持ち込めません。でも駐車場の隣にある臨海公園で ピクニックが出来ます。又、館内は安全のため乳母車(ベビーカー)の使用禁止になっています

このセンターは観光情報には余り載らないので、こちらに来られてからバスで行くか、タクシー運転手に住所を見せて行く方法があります。
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それでは、皆様安全で楽しい夏をお過ごしください! ホノルルより心地よい貿易風をこめて

多民族社会ハワイから異文化理解に役立つ情報を発信している スクール ハウス インターナショナルの運営者です。異民族間 結婚の家庭で育つお子さんの生活環境、多民族化がすすむ日本社会 で国際人教育を必要とされている日本の子どもたちの家庭環境を 一日も早く整えるために、自分の体験に基ついて語ります。 ご参考にしていただければ、大変嬉しいです。

<ノブコ タカハシ ムーア>
関東学院女子短期大学英文科卒業後、デンマークのInternational Peoples’ College で 23カ国の学生と共同生活をしながら、国際理解、国際平和を学ぶ。帰国後 民間ユネスコ活動に出会い以来30年間日本社会の国際化の最先端で様々な 国際交流プログラムを企画実施する。1993年3人の子どもたちの学校教育の為 ハワイに移民。同年それまでの体験をまとめた「集まれ!地球の子ども達」を出版。 School House International のホームページはこちら>>

第3回 習い事は親子そろって!

皆様 こんにちは!!

  “太陽の燃える季節”となって参りましたね。
さて、ご主人様とは子育てについて、じっくりと話し合いはされましたか?
お二人の愛の結晶が、それぞれのご家庭に“子ども”という形で授かる訳ですから、子どもに関することは、全てお二人で考え、お二人で協力して行なって下さいね、ということです。それが、子どもに対する親の義務とも言えるのです。

さぁ、そろそろ夏休みの近い今月号では、「お習い事」について考えてみたいと思います。一時期よりは、ブームが収まったかに見えますが、相変わらず「お習い事」は、大人気のようですね。特に、今現在の一番人気はやはり英会話でしょうか・・・・。

 確かに、これだけ海外への行き来も多くなり、今や日本の企業にも多くの外国人が活躍しているのが実態です。そうした観点からかどうかは解かりませんが、我が国においては、小学校より英語の授業を必須科目とし、大学ではビジネス英会話が出来るまでに育てようという具合に、いよいよ英語熱が高まってきている現状です。

 しかしながら、一方で自国の日本語の乱れはここ数年急速に進み、日本古来より伝承されてきた文化・風土から生まれた美しい日本語は、全くと言って良いほど姿を消しつつあるのもこれまた実状なのです。
英語は確かに世界共通語であり、幼い頃から耳で慣れ、目で慣れ、言葉で慣れさせることはとても素晴らしいことです。

 しかしながら、どの国においても、必ず自国語をしっかりと教えた上で英語も教えるという教育を施していると思われるのですが、我が国は?というと、それが全く逆で、英語が話せさえすれば日本語は多少(鎌田から言わせると殆ど全て)おかしくとも構わないといった方向へと流されていっているように思えるのです。しかも、小学校から英語教育を必須科目にするとなると、世界に通用するレベルの英語を一体誰がどう教えるのかも、きちんと整備されていない現状のままです。

 そこで、幼稚園児をお持ちのお母様方に「お習い事」のポイント情報を提供したいと思います。

<「お習い事」のポイント>

1.英会話を習わせる場合は、ネイティブ・イングリッシュを習わせること。 ※ しかも、すぐに入塾を決めず、まずは必ず見学をして、どういう先生が教えて下さるのか、先生が都度変わらないか、子供が楽しく参加し継続できるようなプログラムかなどを確認しましょう。

2.スイミングを習わせる場合は、小人数で、きめこまかく指導をしてくださるところを選ぶこと。 ※ 水泳は危険が伴います。水を怖がらずに挑戦していけるような気配りをしてくださる先生を選びましょう。

3.学習塾に通わせる場合は、長く続けられるようにいろいろな工夫をして下さる(時折り、イベントや合宿など、気分を変えさせてくれる)ところを選ぶこと。 ※ ワークブック等をただひたすら使用し、詰め込み式の教え方をするようなところは避けましょう。

4.ピアノやバイオリン、バレエやダンス・歌など、芸術や芸能に関するお習い事をさせる場合は、なるべくならば、個人レッスンをさせること。 ※ ご自分のお子様の好きなことを中心に選び、お母様も一緒に参加なさり、励ましながら(最初の号で申し上げた通り、とにかく「誉めること」)進めていきましょう。

幼稚園児をお持ちのお母様、「お習い事」は、お子様と一緒に、ご自身も必ず参加なさること、そして、“正しい日本語を忘れない”ことですよ!!

株式会社サマンサ  鎌田妙子

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元保育園園長、鎌田妙子が、今まで学んできた子育て理論や体験談などをもとに、子育ての悩みどころに対してアドバイスしていきます。毎回身近な事柄をテーマに、子育てアドバイスをお届けしていきますので是非ご覧ください。

<鎌田妙子> 1975年、北海道大学教育学部発達心理学研究室終了、認可施設 財団法人慈愛会保育園園長として9年間勤務。施設型保育の限界を超えるべく1986年独立。当時、日本では珍しいベビーシッター事業を立上げ、現在オフィス鎌田の代表として活躍中。