幼稚園に入ったら・・・「かんたん!かわいい!お弁当」で幼稚園ママデビュー! 「楽しく食育♪ “かわいいお弁当”が元気な園生活を応援します!」

2012年06月19日
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1 食育ってな~に?

石塚 左玄

食育の起源

子育て真っ最中のママにとって、「食育」はよく耳にする言葉。漠然と「子どもたちに栄養豊かでおいしい食事を与えることでしょ?」と理解しているような気持ちになってしまいがちですが、さて、この「食育」ってそもそもどういう考え方なのでしょうか?「食育」という言葉の歴史をひも解いてみると、何とさかのぼること明治時代。石塚 左玄が「体育知育才育は即ち食育なり」と用いたことに始まる造語です。 栄養がそれほど意識されることのなかった時代に、「食育」の大切さがすでに説かれていたのです。そして、2005年、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的として「食育基本法」が成立しました。食育基本法の書き出しには「二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。」と記述されています。つまり、国家を挙げて、「食事を正しく摂る」ことに乗り出したわけです。 子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。」と、食の大切さが明記されています。

日常生活の食事から

食育は日常生活の食事から

食育基本法に目を通してみると、ただ栄養のあるものを食べるというのではなく、 子どもたちが、何を食べたら健康になれるのか自分自身で選択できる力を養うこと、家族団らんの中で身につける食事のマナー、日本だけでなく世界の食の事情について知ることもすべて、「食育」の一環であることがわかります。日々なんとなく食べていることをしっかりと意識し、食を通して、体と心を豊かに育てていこうという大きな取り組みが「食育」なのです。

おいしく食べること、これが園弁当の第一歩!

幼稚園のお弁当デビューは大変!

幼稚園のお弁当デビュー

入園を控えた子どもを前にして、ママができること。ずっと一緒にいて、ずっと見守っていたのに・・・、子どもがママと離れる日も間近になると、大抵のママはとても不安になります。一人でトイレに行けるかしら? 友だちはできるかしら? お弁当、一人で食べられるかしら? 先生のいうこと、ちゃんと聞けるかしら? 中でも、ずっと家で、ママと温かい食事をとっていた子どもが、一人でお弁当を食べる姿をどうしても想像できないママも多いことでしょう。 以前、ある幼稚園の園長先生に、「初めての集団生活で緊張している子どもたちにとって、お弁当の時間はとても大切。お弁当の中身一つで、お弁当の時間が嫌いになってしまう子もいる。いくら愛情をこめても、子どもの負担になってはだめ」と教えていただきました。冒頭説明した「食育」という言葉を取り違えてしまえば、栄養の偏りのない食事が第一!となりがちです。嫌いなものも少しは食べさせよう、これくらいの量は食べなくちゃ・・・、そんなママ思いの詰まったお弁当は、量も中身も、愛情たっぷり栄養たっぷりの、大人の目からみれば申し分ないものかもしれません。でも・・・。新入園の春、教室ではそんな立派なお弁当を前に、泣き出している子が少なくないそうです。

まずはおいしく食べてもらう

幼稚園のお弁当デビューでははまず、「楽しく、おいしく、完食を目指す!」ことが大切なのです。そして、それこそが「幼稚園の仲間で楽しく食事をする」ということを教える「食育」そのものなのです。 冷たいお弁当でも、箸が上手に使えなくても、「かわいい!」で目を刺激! また小さな一口おにぎりや、ピックで刺したおかずなど、楽しく美味しくお弁当を全部食べられる工夫が色々あります。まずはおいしく食べること。それが、幼稚園のお弁当デビューでは一番大事です。そして入園後も、季節や行事をテーマにしたり、暑い季節の傷みにくいお弁当、寒い季節の温め弁当対策など、お母さんのたくさんのアイデア1つでお子さんの幼稚園でのお弁当タイムが、おいしくて楽しい時間になるよう幼稚園ママの皆さんは日々頑張っています。

好き嫌いなく食べてもらいたい

可愛いお弁当にお子さんもいびっくり!

嫌いなものにも挑戦できる!「かわいい!」お弁当マジック

「楽しく食べるのが第一歩」とはいえ、やはり、偏食が激しいことは良いことではありません。食はすべての基本になる、と食育基本法でも意識づけされていますし、日々、親として奮闘しているママも多いことでしょう。ピーマン嫌いの子どもには、ピーマンを小さく刻んでチャーハンに入れる、ニンジン苦手な子にはハンバーグに混ぜるなど、好き嫌いをなくすための工夫も巷には多く紹介されていますが、家庭の中だけでなく、外で食べる「お弁当」という機会は、好き嫌いをなくすには絶好のツール。活用しない手はありません!大人にも覚えがあるはずです。家では食べられなかったものが、給食でなら食べられた。運動会のお弁当に入っていたら食べられた・・・。非日常で見た目を変えてでてくれば、同じ食材でもまた違った感覚を得るものであるということ。同様に、友だちと一緒に食べる「幼稚園でのお弁当」には、「嫌いなものにも挑戦できる」すごいパワーが秘められています。「友だちがおいしそうに食べているな、ちょっと食べてみようかな」「みんなの前でお残しははずかしいな」こんな風に思うチャンスを見逃す手はありません。お弁当部で紹介するお弁当のおかずには、ニンジン、ブロッコリー、スナップエンドウ、シメジ、カボチャなど、彩りの美しい野菜が多く使われています。ニンジンは甘く煮てグラッセにしたり、ブロッコリーは茎を上手に使い、シメジは帽子に、子どもが苦手になりがちな野菜も、いろいろな形を変えて、「かわいい!食べてみたい!」と思わせるような工夫がいっぱいです。「ちょっとがんばっちゃおうかな」という子どもの気持ちを後押しする、「かわいい」パワー。ママがお弁当に注入できる「愛」です!子どもがお弁当を見て笑ったら、シメシメ・・・。嫌いな野菜が入っていても、「かわいい!お友だちも一緒だし食べてみよう!」と思ってくれるもの。こうして、苦手な野菜も食べられるようになった、というようなうれしい報告もたくさん届いています。 「かわいい!」は、子どもたちにとって、食欲を刺激するすごい力が秘められています!お弁当部が「かわいいお弁当」にこだわっているのは、この素晴らしい魔法を知っているからなのです。

かわいい!」って大事、でも「かんたん!」も大事

幼稚園のお弁当は「かわいい!」って大事、でも「かんたん!」も大事

朝の忙しい時間だからこそ、かんたんにかわいいお弁当

いわゆる「キャラ弁」が流行り始めてから、いろいろなところでびっくりするようなかわいいお弁当を目にすることが多くなりました。 でも、料理上手なママばかりではありません。 特別な材料や道具を使わなくとも、また料理が得意ではないママであっても、家にある物を使ったり、工夫ひとつでお弁当は大変身! まずはどこのご家庭にもだいたいあるストロー。ストローはチーズを抜いたり、つぶしてしずくの形にしたり、工夫次第で大活躍します。加えて基本の型抜き(丸、星、ハート、海苔パンチ等)は今や100円ショップなどでも簡単に手に入ります。それらがあれば、普通のおにぎりやおかずも、簡単に可愛いくアレンジする事が出来ます。 朝の忙しい時間、1つ工夫をいれるだけで普通のお弁当が可愛いお弁当に大変身します。

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