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2006年01月16日
第13回 Drastic Paradigm Shift(大きな価値観の変換)
私は神社の宮司も務めております。今年も近くの会社の方々が、社運隆昌のご祈祷にたくさんお越しになっています。
そこで、毎年、新年の挨拶を申し上げるのですが、今年は、次のようなことをお話ししています。
これから、数年または十数年かけて、「経済的、お金の豊かさ」に幸せを求める世の中から、「精神的、心の豊かさ」に幸せを感じる世の中に変わっていくでしょう。
心の豊かさ、という言葉は近年よく言われてはいますが、しかし、昨年も、「勝ち組・負け組」とか、「ヒルズ族」、「セレブ」という言葉がはやったように、まだまだ、競争社会で経済的、物質的に豊かなことがよい、という風潮が主流です。
でも、やはりこれからは、勝ち負けや、お金が豊かにある、ということではなく、どのような環境、状況にあっても、その人の心の持ち方ひとつで、「幸せ」を実感できるような世の中になっていく、いや、いかなければならないと思えるのです。
私の身近に、どんなことにも「ありがたい、ありがたい」といつもおっしゃる90歳のおじいさんがいらっしゃいます。とてもお元気で、カクシャクとしていらっしゃいます。その方に会うたび、私は謙虚な心、感謝の気持ちの大切さを実感し、常の自分を反省するのです。
今、世の中は、まさかと思うような企業が倒産したり、異常な出来事が起こったりしています。まさに、これからは、大きな価値観の変換(Drastic Paradigm Shift)が起きるに違いありません。
子育ての上でも、心の豊かさに幸せを感じることのできる子に育てる、これが大切なことになってくる、と私は考えています。

