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2005年11月28日
第11回 インドのカレー
先日の幼稚園で開いた「お母さんの勉強会」は、松居和さんの講演でした。
仕事柄、今までたくさんの教育・子育てについての講演を聴いてきましたが、松居さんのお話は、海外での実際のご経験を通してのもので、とても説得力があります。私の嫌いな「欧米では…」「スウェーデンでは…」の論調で、よく教育評論家が、物知り顔で唱える教育論を、舌鋒鋭く論破されます。
「松居先生、困った母親がいるんです」
とある園長先生。
「自分がカレーを好きだからといって、子どもに毎日カレーしか食べさせないんですよ」。
それは問題ですね、といって3秒後に松居さんははっと気づいたそうです。
「でも、園長先生、インド人は毎日カレーを食べてますよ」。
インドの田舎で1年間生活をされた経験からの答えに、園長先生は
「あっ、ほんとですね。どうして私、こんなことにこだわっていたのかしら」。
松居さんはおっしゃいます。
「世の母親の抱えている問題の80%は、この『インドのカレー』を思い出してくだされば解決するんですよ」「子育てに、正解はないんです。親の趣味でやればいいんです」
また、こんなお話もありました。「砂場で遊んでいる3歳児より、幸せになれない。なぜなら、大人は競争に勝つこと、お金持ちになることを幸せと考える『ものさし』を持ってしまっているからです。幸せのものさしを変えるだけで、砂場の砂でも幸せを感じることができるのです」。
幸せのものさしを、一度見直してみることが、心の豊かさを得るためには必要かも知れませんね。

