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2007年10月22日

第7回 「ちゃんとできた3」

 子どもの成長はとても早い。
 あっという間にいろんなことが出来るようになって、
 もうスピードの自転車で通り過ぎるように時間が経って、
 いつの間にか大人になって。

 子どもが出来たことにちゃんと気付けたら。
 子どもが出来たことを受け入れられたら。
 子どもが出来たことを純粋に喜べたら。
 あるがままの子どもの姿を受け入れられたら。
 子育てがもっと楽しくなるかも。
 そして毎日が少し楽しくなるかも。
 でも、どうしたら単純なことを純粋に喜べるんでしょう。

 「この前も、キュロットを反対にはいていたんですよ」
 お母さんは子どもが出来なかったことを笑い話のように笑った。
 「その姿が、また可愛くて」
 その言葉から、子どもが出来ないことをゆるし、そして受け入れている様子がうかがえた。

 このお母さんは、出来ないことをゆるすことができているから、出来ることが喜べるんだ。

投稿者 wow : 09:36

2007年10月15日

第6回 「ちゃんとできた2」

 「私は多分、もしあの子が普通の子だったら、放任してしまって、多分ちゃんと子育てしてなかったと思うんです」
 「でも、あの子は、普通よりちょっと手が掛かるから」
 「だからいつもあの子の行動に注意してらいられるんです」

 「そのことについてどう思えるの?」
 「あの子が普通の子より手が掛かるということが良かったというより、あの子に感謝しているんです」

 お母さんが、ここまで言えるようになるまで、
 多分、たくさん涙を流したと思う。
 ここまで受け入れるようになるまで、ちょっと辛い思いしたかもしれない。
 でも今は、子育てを楽しんでいる。
 子どもの変化を、純粋に喜んでいる。
 子どもの存在に感謝できるって素晴らしいと思う。

投稿者 wow : 09:38

2007年10月09日

第5回 「ちゃんとできた1」

 そのお母さんの子どもさんは小学校の障害児学級にいます。

 「あの子は5歳のとき、靴がちゃんと自分で履けたんですよ」
 お母さんはニコニコ顔で初めて靴を履けたときのことを話します。
 普通だったら、5歳の子が自分で靴を履くのは当たり前のことかもしれません。でも、
 「そんな当たり前のことを心から“良かった~”って思えるんです」

 絵を描いたとき、
 「お花に色を塗ることができたんです」
 花に色を塗るのは当たり前かもしれません。
 でも普通は、初めて色を塗ることが出来た日のことなんて覚えていかもしれない。
 もしかすると子どもがいつの間に絵に色を塗ることを覚えたかも知らない。

 当たり前のことを気づけるってすごいです。当たり前のことを感動できるってすごいです。

 当たり前のことは、毎日子どもが見せてくれているのに、いつもいつも気付かずに見落としているかもしれません。

投稿者 wow : 09:46

2007年10月01日

第4回 「ついイライラ3」

 その後のお家での夫婦のやり取りです。

 「また、今日イライラして、あの子にひどいことを言って、あの子を泣かせてしまった」
 「そうなんだ、そんなこともあるよ」
 「どういうこと?」
 「毎日一生懸命やってくれているのに、イライラするくらい当たり前だよ。それくらい当たり前だよ」
 「当たり前?」
 「そう、当たり前、それより、毎日良く頑張ってるね。本当すごいよ。子育て頑張ってくれてありがとう」

 こんな会話が続いていくうちに奥さんは変化しました。子どもにイライラすることが減ったのです。子どもを泣かすことが減ったのです。

 子どもにイライラすることってたくさんあります。でも、イライラした自分を責めていると、また明日もイライラします。イライラすることを、受け入れて、ゆるしてみてはいかがでしょうか?明日のイライラが少し減ります。

投稿者 wow : 10:14