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2005年09月02日

第19回 子どもと感動を分かち合う ~子どもといっしょに楽しんでいますか~

 朝夕に秋の気配を感じる頃となりました。この夏、家族で旅行に出かけたり、お子さんと一緒に里帰りされたりした方もいらっしゃることでしょう。
いつもとは違うところに出かける、お子さんとの旅はいかがでしたか。

 お子さんが、色の違う電車に乗ってとても喜んだこと、生まれて初めて本物の馬を見て目を丸くしたこと、普段は聞くことのない鳥の声に耳を澄ましたこと・・・幼い子どもと一緒に出かけると、改めて気づかされることがたくさんあります。子どもの視点を得て、周りの風景を新鮮な気持ちで見ることができるからでしょう。

 子どもを連れて出かけると、安全に気を配ったり、周りに気を使ったり、眠くなってぐずぐず言い出す子をあやしたり、と「親」としてがんばらなくてはならない場面ももちろんありますよね。くたびれることもしばしばです。
 それでも、子どもといっしょに同じ体験をし、「きれいな花だね」「大きい牛だね」「お水冷たかったね」とほほえみを交わし、ともに感動できるのは素敵なことだと思いませんか。

 幼児期という、感性が育まれる大切な時期には、同じ体験を通じて共感してくれたり、いっしょに感動したりしてくれる人がそばにいることは大きな意味を持ちます。
 人間関係を築くうえでの基本となる「信頼感」や、人の気持ちに共感できる「やさしさ」や相手の気持ちを考える「思いやり」が生まれる背景には、周りの人との幸せな心の体験が必要なのです。

 子どもと共に楽しいときを過ごす、それは、あなたが幼い頃いろいろなものに出会って、感動したり驚いたりしたときの感触を、今度はお子さんといっしょに再び味わうことができる、幸せな時間だと思います。これも親ならではの子育ての楽しみではないでしょうか。

投稿者 wow : 2005年09月02日 11:16